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インプラント 最近の動向

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現在の歯科インプラントは、どんなインプラントを使うのがベストかということがほぼ決まってきています。 ただし、そこに至るまでの過程は、色々なインプラントが現れては消え、また、それに関してのたくさんの論議もあったのです。

インプラントに使用される材料は、今でこそ「チタン・あるいはチタン合金」と統一されてはいますが、その過程では色々な材質が試されています。

たとえば、代表的なもので”サファイア”などがいいのではないか?と、盛んに臨床応用された時代もありましたが、今では完全に姿を消しています。

そして現在、最終的に残ったものは「チタン・あるいはチタン合金」で、これがほとんどのインプラントの材質に採用され、この「材質は何がよいか?」という議論はようやく決着がついたようです。

また、そのほかの材質で、まだ有力なものも無いわけではなく、部分的に採用されている「ハイドロキシアパタイト」という、骨の成分に近いカルシウム系の材料が使われる場合があります。

ただ、その成分がどうしてもチタンのように金属ではないので安定していないため、単独では現在は用いられることはなく、その生体との相性の良さを利用すべく(チタンよりも骨との親和性が高い)条件の悪い患者さんの次の一手として、インプラント表面に特殊な技術でチタンと結合させた加工品として今現在も利用されています。

また、チタンインプラントでもその表面の構造の違いによって、早く・強固に骨と結合する「粗面構造」要するに、インプラント表面にミクロの凸凹を意図的に付けたものがほとんどとなっていますが、つい5年前程度以前では、今ではほとんど利用されていない、表面がつるつるのきれいなねじ状のインプラントが一番良いとされていました。

この「粗面構造」を良いとする認識も、その前の「スムースな表面がいいに決まっている!」とするもとからの勢力が強かった関係で、なかなか一般的にはならず、一部の歯科医師が「いい物はいい!」と使い出し、良好な成績を残すという結果から、しぶしぶ全体が「粗面構造」に傾いていったという経過をたどっています。

そして、今現在は、各インプラントメーカーは上記の「インプラントのメインの材質はチタンあるいはチタン合金、表面は粗面構造で特殊な場合のみハイドロキシアパタイト表面構造、形は歯根(歯の根っこ)のような砲弾状、スクリュータイプ」という大きな前提のもと、そのほかのバリエーション、例えばインプラントを骨に植え込む場合の術式の容易さ・簡便さ、表面構造や形状の微妙な違いによる臨床成績の差などに独自性を出すことで、他のインプラント・メーカーとの差をつけようと、各社しのぎを削っているようです。

ただ、いまはっきりと言えることは「どんなメーカーのインプラントを利用しているとしても、ほぼ似たり寄ったりなので、現在ではあまりそのことについてナーバスになる必要は無い」ということです。

ご安心ください。

ただ…施術する歯科医師のテクニックについては「ご安心ください」と簡単に一言では片付けることはできませんが。

 

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