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インプラントの特徴

インプラント,特徴,成功率,失敗率

インプラント(歯科インプラント)について、一般的には語られない部分もあえて踏み込んでお伝えいたします。

インプラント歯科インプラント)のイメージを皆さんはどのようにお持ちでしょうか?

もちろん、

インプラントをこれからやってみたい」

あるいは、

インプラントを歯科医院で勧められてみたものの、手術を受けなければならず、不安」

というレベルの方でなければ、きっとインプラントのイメージはお持ちで無いというか、必要が無いためにこのサイトの内容もお読みになられることも無いと思いますので、そうではない、すでに何かしら必要があって「歯科インプラント」に接する必要・可能性のある方向けに話をすすめさせていただきます。

費用の面、技術的な面など、詳細については他のカテゴリーでご説明いたしますが、おおむねこのような問いかけに対しては


「良く分からないけど、人工の歯ってことでしょう?」
「骨に穴を開けて、ねじ込むやつでしょう?」


程度の理解が平均的で、一般的といっていいと思います。

実際、色々な歯科医院・歯科病院で色々なことが言われていますし、我々臨床をしている歯科医師向けにも多くの誤った情報が発信されていることを考えると、インプラントを患者さんが理解するのは実際には非常に難しいことかもしれません。

ただ、概ね正しい情報をインプラント治療を実際にお受けになられる、あるいはお受けになる希望のある方が、インプラント埋入処置を受けられる前に独自に調べた上で持っていることは絶対に必要です。

なぜなら、インプラントを患者さんに適用することを勧めるインプラント施術医からは、インプラントに関したネガティブな情報は教えてもらえないからです。

一番分かりやすい例で言えば、インプラント手術の「失敗」に関してのデータです。

この件については、実は我々インプラントを患者さんに施す側にも「本当に正確なデータは無い」という現実問題があります。

どういうことかといいますと、この「成功・失敗」に関するデータは、実際には各インプラント製造メーカー毎に、一定の条件の下行われている関係上、無作為に患者さんを抽出しているわけでは決してなく、通常はインプラント処置を施すために何の問題も無い人を対象に手術が行われ、データが集計されていきますが、そのデータ、いわゆる「インプラント手術・成功率」は、我々臨床医が毎日のインプラント臨床に接する難しい条件の患者さん群を対象としたデータとは明らかに違いがあります。

考えてみていただければある程度は推測できると思いますが、インプラント製造メーカーは利益追求を第一と考える会社組織です。その会社組織が自分達に都合の悪いデータ、例えば「一般の歯科医院で実際に毎日行われているインプラント処置の成功率は50%です」などとは決して言わないと思います。

ですので、一般的な「インプラント成功率」を実際にインプラントをお受けになられる予定の歯科医院でお聞きになると、「95%以上です」と帰ってくると思います。しかし、本当は多分もっと成功率は低いのは間違いないところ。

ということで、その辺も含めて以下に歯科インプラントの特徴を列挙してみます。

あなたと私は何の利害関係も無いのでいえる部分もありますので、しっかりと見てくださいね。ただし、「だからインプラントはダメ」なんて結論付ける気持ちは毛頭ありません。むしろ「ぜひやってください!」という気持ちです。ただ、単純に「歯医者の先生が言ったのだから、間違いない」と、理解もせず、言いなりになって後悔して欲しくないための適正なデータをお持ちくださいという感じです。

インプラントの特徴】

・気になるインプラント手術成功率は、本当はその手術を担当する歯科医の経験と力量に大きく左右されるのだが、一般歯科医院レベルでの全体の成功率は多分80%前後ではないかと推測する。なぜなら、手術開始前から「かなり困難」と思える場合も多いうえに、患者さんの持病や習慣(糖尿病や内臓疾患の場合・喫煙の影響など)によってかなり結果が悪くなることも多いので。

・ひとたび成功となったインプラントは、骨と強固に結合するため、たった一本のインプラントでも非常に大きな力を受け止めることができる。が、やはり少ない本数に多くの負担を強いると、インプラントの寿命はかなり短いものになってしまう場合がある。

・自分でインプラント周囲のブラッシング(メンテナンス)できない人は、かなりの割合でインプラントの周りを歯周病のような状態にしてしまうので(=インプラント周囲炎)メンテナンス・ブラッシングがおっくうと感じる人はインプラント手術そのものを受けない方が無難。その関係で、例えば「余裕のインプラント10年保証」などと保証を前面に打ち出している医院も多いが、良くみてみると「しっかりメンテナンスしていただいた場合」という条件を付けていることがほとんど。結果的に、ブラッシング(歯磨き)をおろそかにする方は、多分一切の保証は受けられないと思ってよい。(歯磨きやメンテナンスしなくても無条件保証なんてものを見たことはありません。)

・非常にたくさんのメーカーのインプラントが発売されているので、ご自分の担当歯科医師にメーカーを教えてもらい、インターネットで検索すると結構多くの情報が手に入ることがある。

・インプラントは決して処置を受けさえすれば問題解決する・何もしなくてもずっと持つものとは考えない方が無難。例えば、どんな高級外車を購入しても、長い目で見れば同じ金額程度のメンテナンス費用は必要であろう。それと何ら変わらず、むしろそのことがインプラント臨床では非常にシビアに感じられる場合が多い。「インプラントを埋め込みさえすればその後はずっといい状態で問題なくいける」という思いが強いとトラブルのもと。一度大掛かりな処置を受けてしまうと、問題が起こるたびに多くの費用負担が発生するのも当たり前の世界なので、良く担当の先生と術後の問題について話し合ってください。

・例えば、1本歯が抜けてしまったようなパターンは、実はインプラントにとって最良の出番。もし今までの方法で処置をするとなると、両隣の歯をかなり削るか、難しい場面では両隣の歯の神経をとらなければならず、残った歯が多大な損傷を受けることになりかねない。

・部分入れ歯を回避するために利用すれば、非常に食事や発音・見た目に関するクオリティーの向上に貢献できる。

・状況によっては見た目に問題が発生してしまう場合もありうるので、治療計画の段階で良くその部分のことを話し合ってください。言わなければ教えてもらえないこともありうる。(見た目まで良くしたいというような大きな要求は無いだろうと、シビアな治療計画の場合は担当歯科医師が勝手に判断してしまう場合も多いです。)

 

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